私が転職を重ねた理由は明確で、キャリアを高めたいからでした。(=収入も)
30代半ば、社会人スキルが振り出しに戻った私。こうして自己肯定感を上げてきました。
①何故転職したいのか?自問をきちんとする。

早速、参りましょう。
そもそも、何故転職したいと思ったのか。
きちんと自問は出来ていますか?
周りの人を見ていて思ったのは、今の仕事の良いところに慣れてしまって、(隣の芝は青く見える)状態になっていること。
ただ何となく、、今の仕事続けてても何かパッとしないし。
という理由なら、私は転職はお勧めしないです。
そんな理由で受け入れてくれる会社は、しれてるから。
経歴、年齢など条件もありますが、そこまで甘いもんじゃないです。
スキルを高めたい
キャリアアップしたい
自分の時間が欲しい
収入を上げて家族を楽させたい
将来留学したいからお金を貯めたい
車が欲しい
家を購入したい
などの目的をしっかり持つこと。
転職活動を始めると沢山の求人を目にするようになります。
転職しようと思った最初の想いをブラさず、かつ条件の良さだけに釣られることのないよう客観的に見るようにすることが大切です。
ちなみに私は最終のラグジュアリーブランドに決めた一番の理由は、「家を買うため」
ローンを組みやすそうなところというのは大きな判断材料でした。
理念、休日給与なども申し分なく、その代わり心から好きかと言われたらそうではありませんでした。
家探しも転職も同じです。
100%理想が叶う物件などないのですから。
その中で良い案件が他にあれば、柔軟に選択の幅を広げるのも良いのではないでしょうか。
②転職サイトと転職エージェントの違いを知る。
リクナビNEXTやDODAなどインターネットに求人が掲載されている多くは転職サイト。
こちらは広く多くの求職者を対象にし、大きな網でガッと魚を捕まえ良い魚は豊洲へ卸す、そんな感じ。(魚て)
一方、転職エージェントは釣れる場所を限定し、今日は真鯛、明日は鮪と対象を絞り釣れたら東京の料亭へ高値で卸す。(通じてますかね)
転職サイトは登録すれば応募出来ますが、珠玉混合。
転職エージェントは転職して収益が上がる仕組みなのでそれも踏まえながら、自分軸を持って利用することをお勧めします。


③求人が掲載される理由を理解する。
転職サイトに求人を載せるには掲載費がかかります。
期間、枠などによって固定費を支払いますがいつも求人を載せている企業もありますね。
求人広告はプロが作っているだけあって魅力的と感じることも。
しかしいつも求人を載せている、ということ定着率が低いと考えられます。
もちろん業績良好、新規立ち上げ等、他にも募集する理由はありますが、例えば、会社にとって重要な部署や店舗を新規立ち上げするとしたらどんな人を雇用するでしょうか。
私が知る限り、実績があり経験も豊富な人を主要メンバーにするでしょう。
そのような希少な求人は公にされないことが殆ど。
ですので、口コミサイトを参考にチェックしたり、もし知り合いやツテで知っている人がいれば尋ねてみましょう。信頼出来そうなエージェントに尋ねるのも良いですね。Openworkと転職会議は信頼性の高い口コミが多いと感じます。
④一つのサイト、エージェントに絞らない。
エージェントは信頼出来るかがとても重要ですが、大きな会社でも担当してくれる人によって当たり外れ(相性)はあります。個人的にはこのような担当だったら交代してもらうか、今後利用しないでしょう。
・焦らせるようなことを言ってくる。(とにかく応募してから考えましょう!早くしないとキャリアが..云々)
・仕事やスキルを表面でしか理解しない。(仕事の大切な部分を理解出来ない←ここが価値なのに!)
・いい会社だと思いますよ〜と主観を押し付けてくる。(いい会社ってどんな?)
・この会社で半年頑張ってキャリアアップという道筋ですね。(そうなる保証など何処にもない)
・我慢が足りないんじゃないですか?(一体何を知っているんだ..)
と、一部ですが、私が実際エージェントに言われたことです(笑)。
社会復帰した当初はエージェントの存在すら知らなかったので、色々と言われることの方が多かったですね T T
会社のスタンスや個人のやり方もあるかと思いますが、自分の感覚というのは間違いがないです。
なので、後から(あ〜でもそろそろ決めなきゃな..)とか(ここが妥当なのかも..)と頭で考えて決断するのはちょっと待った!
ちなみに私は後から考え直して良かったことはありません。
今後仕事をしていくのは自分なのですから、最終的には自分を信じましょう。
⑤求人が発生する理由を理解する。

業績良好、新規立ち上げ、店舗拡大..など、人材を募集するには理由がありますが、この“募集の背景”を知るようにしましょう。
サイトを見ているだけでは中々見えないです。
が、口コミサイトをいくつか同じ会社で眺めると、(人が定着しないんだな)(給料あまり上がっていないんだな)(女性の管理職が居ないんだな)など何となくその会社の雰囲気は掴めると思います。
社内で人が欠けた場合、一般的にまず、異動、社内公募、社員紹介、妥当な人材が見つからない場合、エージェントへアウトソーシング。
そこで仮面接を兼ねた面談をするんですね。
エージェントの面談は仮面接と思って間違いないです。エージェントへ支払うコストを人材に掛けられない場合、転職サイトやハローワークに依頼します。
ちなみに私が外資に居た時は、マネジメントクラスの多くが社員紹介で入社していました。
知り合いを紹介するとベネフィットが発生する仕組みがちゃんとありましたね。
社内公募制度があって、きちんと機能している会社は転職と並行して考えてみても良いのではないでしょうか。
⑥直接応募もしてみる。
LinkedInなどのSNSはグローバル企業が求人を出しています。
プロフィールを英語で載せられるのであれば登録する価値はあるかと思います!
企業の人事からメッセージも来ますし、そのまま直接応募も可能。
私も一度、欧州系の大手企業に直接応募したことがありまして、LinkedInがプロフィールとなるので応募自体は楽です。
海外の企業に直接応募って結構ドキドキするものですが、その後のやり取りは日本の支社でした。
この後がですね、電話で面接の後、英語のテストがあったんです。会議アプリで相手のブラウザに映された英語の問題を口頭で答える、という…何が何だかハードルが高く砕け散りました。チーン。。
⑦自分と向き合う時間を持って、休む。
いざ動き始めると、自信を失うこともあるかもしれません。でも、転職もそうですが何かを探すこと、例えばお家や部屋を探すのに、始めから理想の物件に巡り合える方が珍しいと思いませんか?
条件も大事ですが、自分ではままならない事情があったりするんです。
なので気持ちに余裕を持って焦らずに自分で腑に落ちるまで活動して欲しいなと思います。
それから自己分析もしておきましょう。
私も色んな分析ツールを利用しましたが、結果は似たものになりますね〜。
コンピテンシー診断はアイデア、独創系が高く、チーム、ルーティンが低い。参考ツールとは言え中々当たってます。
ミイダスというアプリで年代、地域、直近の仕事内容、業界など入力していくと診断出来るので、時間のある時に試してみてはいかがでしょう。市場価値診断とありますが、あくまで目安ですけどね。一部二部合わせて150問ありますが、迷わずサクサク進めると30分ぐらいで終了します。
ミイダスちなみに私の結果の一部はこんな感じ。

チームワーク…(笑)でもマネジメントレベルは高く出るんですよ。。
転職活動は家探しと同じ
私自身30代から今まで、正社員、派遣など合わせると8回ぐらい転職しています。
多いなあ。。(笑)
子供が学生の頃はまず子供との生活(時間とお金のギリギリバランス)を優先。
高校になってからは自身のスキルアップに努めました。
女性の場合、家庭とキャリアを両立させていくのは今の日本だと中々厳しいですね。
でも自分にとって今大切なものは何なのかを知っていれば、時間を有効に使うことが出来る。
私は仕事は定時でスパッと切り上げる。
ムダな付き合いはしない。
そういう働き方を選択しましたし、自分の優先順位に沿うよう転職してきました。
価値観は人それぞれ違いますので大切なものを手に入れる為に、まずは一歩踏み出しましょう!

