
皆さんは外資系というとどんなことをイメージしますか?
残業ない
デキる人が多い
英語
個人主義
カッコイイ
無駄な付き合いがない
働き方が熾烈
何だかよく解らない…
そう、何だかよく解らないんですよ。
私もそうでした。
メリットはムダのなさと、お休みがいっぱいあること♩
- 残業しない
- 無駄な付き合いがない
- 休みが多い・有給消化できる
- 社内に外国人が居る
- 貴重なイベントや学習機会がある
- 社内システムがグローバル(海外と繋がってることを日々感じる)
- 成果を出せば認められる
- 仕事上の自己負担がない(会社が持ってくれる)
- 本国から偉い人がたまに来る(刺激)
あれ、お金は?と思った方も居るかな?
もちろん、お給料は上げたいと思っていましたよ!
しかし二兎を追う者は一兎をも得ずと言うように、お金を優先=プライベートを削る という図式が今の資本主義社会で成り立ってしまってます。
プライベートは死守せねば、生きていけません。
何のために仕事しているのだ?となり、いずれ廃人と化してしまいます。
仕事が寝食を忘れる程、没頭出来るものならいいのです。それは人を生き生きさせる天職です。
でも多くの人が、トップダウンでままならない環境に居るのが現実。
それは生活を成り立たせる為の、仕事。
自由が何よりも大事だと私は思ってます。
なので、外資に転職してまずびっくりしたことは、休みが多いこと。新卒で日本企業しか知らない方々からすると、自由度は明らかに高いと思います。
月に8日休みが当たり前の日系企業と比べ、月に11日または10日休みがあるのは最高に嬉しかった。
大体、立ち仕事で月に8日しか休みがないだなんて、今思えばかなり過酷でしたね。
それもこれも天職したからこそ、冷静に俯瞰出来るようになったことです。
そして残業するのは非効率という考えがあり、基本定時で帰宅出來る。
外資系2社目では、早く帰ることに後ろめたさを感じてしま人が居て、きちっとやってスパッと帰る方が自分の為にも会社の為にもなるということを背中で伝えていました。
誰よりも早く帰り、結果もきちんと出す方がカッコいいですもん。
帰っていいのかな?などというお伺いなんて立ててると、普通に帰れなくなるぞ。おい。
私がスパッと帰るのが無駄に目立つじゃないか…(おい)
デメリットは、よくも悪くも結果が全て

デメリットになり得るものは一つ。
数字が全て。
使うエネルギーが多かろうと少なかろうと
数字が全て。
頑張ってるから〜とか
あの人はいつも笑顔だから〜とか
そんな精神論は何の役にも立ちません。
むしろ、それをアピールした途端、氷のような目で射られます。
ここは日系と外資の大きな違いでしょう。
売り上げが立ちやすい環境ってあるじゃないですか。立地とか、客層とか。
しかしここにジレンマがあって。
そんなもの、海外の本社に居る人間からしたら知らんこっちゃなのです。
日本の細かい立地や客層まで把握出来ないからこそ、経験ある現地の人間を高いお金で雇うのが外資系。
結果が出なければ、お給料以上に本社から責められるのが外資系。
雇った人間も責められます。
これで私を面接した上司は本社から首を言い渡されました。
いや、私が使えない人間だったわけじゃないですよ?ええ。。
個人的な繋がりで外資は人を雇うことが多く、その中の一人があまり期待に応えられず、責任を問われたのが大きかったのです。
ただ、精神論でものを言われるより、私は遥かにマシです。
「残業しないで帰ってるから評価が低い」とか
「会社の行事に参加しなかったから」とか
そういう意味不明なことはないです。
数字でしか評価されません。
あくまで外資アパレルはですけども。
・中途が殆ど。手取り足取り教えてくれる訳ではない
・放っとかれる
・仕事できないと飛ばされる可能性大(もしくは退職に追い込まれる)
・付き合いは望まなければない
・業務範囲が明確
・社内政治が出世に欠かせない
・社員は経営資源
・学ばないと置いてかれる
・キツイ人が多い
(ムリムリって声が。笑)
でも考えてみてください。
外資も、みんな一度は何処かで仕事をしてきた人間が集まってる。
元々はホテルマン、時計宝飾、CAなどアパレルじゃない業界の人も沢山います。
ゼロから、今の会社に居る人などほぼ居ません。
皆、ここでやっていけるのかな?と不安を抱えながらも行動した人です。
そんな成長意欲のある人達と一緒に仕事をするのは、刺激的だと思いませんか?
私の居た企業は2社ともヨーロッパ系の会社でした。
ユーロ圏は休みをしっかり取り、家族と過ごす時間を大切にしてバカンスも楽しむ文化がありますね。
一方、アメリカ系の外資は皆さんよくご存知のIT系や金融などがあり、かなりアグレッシヴな働き方をしている印象があります。
私の居た会社の日本法人社長は、平気で3週間国に帰って、バカンスしていました。
そして私達も、年に2回、アパレルには珍しく10連休を取って居ました。
ひょっとすると外資系って自分に合っているかも?と、エージェントや知り合いに尋ねたりして、イメージとのギャップを埋めるようにしてくださいね。
個性には良いも悪いもありませんから、自分はどういう人間かを理解し、ホームとなる場所で輝いてほしいなと思います。
私が外資アパレルに転職した際、お世話になったエージェントです。転職相談だけでも利用してみるといいかもしれないですね。
