うちの子は2人ともアレルギー持ちで赤ちゃんの頃はひどいアトピーでした。
元々わたしがアレルギー体質で、どうやら受け継いでしまったようです。
今はすっかり良くなり、もう2人とも成人して丈夫な体に育ちました^^
娘は和食中心で大きくなったので、味覚が繊細になったのか料理の専門学校を出て2020年にホテルに就職。
今は色んな料理を作ってくれます。
もしお子さんや身近な方にアトピーやアレルギーの方がいらっしゃったら、一つの経験事例として流して頂けたら幸いです!
毎日ドライブで子供を寝かしつける
長男の出産を終えて3ヶ月が過ぎる頃。顔にポツポツと湿疹が出来始めました。
(アトピーかも)と不安になり、近くの小児科で診てもらうと「この時点ではまだアトピーと断言できないので様子をみましょう」とのこと。
5ヶ月になると湿疹が体にも広がり再び小児科へ。
「アトピーですね。お薬で症状を抑えてコントロールしていきましょう」と、初めてステロイド入りのチューブの塗り薬を処方されました。
私はステロイドに良いイメージを持っておらず、この件でお医者さんと揉め(笑)、ケンカしてしまったこともありました。。
当時私は25歳ぐらいだったと思います。
お腹にいた頃から皮膚が浮き出るほど私のハラをボコボコ蹴りまくっていた息子。
生まれてきてからは泣き声も動きもエネルギッシュで。
痒いと見境なく掻き続けてしまう。かさぶたになったと思ったら痒くてまた掻く。寝ながら無意識に掻く。
寝付く時が一番大変で、夫と私と交代で夜一時間ぐらいドライブ。
(お、寝たな)と思ったら車からそっと抱っこして部屋のベッドに下ろすのですが、この下ろす時が何とも目が覚めやすいらしく、結局2時間ぐらいドライブしたことも。涙
金曜の深夜は地元のヤンキーが後ろから煽って来ます。笑

一番辛いのはもちろん本人。
なのですが、見知らぬ人から(かわいそうに…)と言われたり、両親が(よその赤ちゃんは綺麗な肌なのにね…)と悲しそうにすることが私には辛かった。
他の人の何気ない言葉に深く傷付く自分がいました。
とにかく、図書館でアレルギーに関する本は殆ど読み漁りました。
抗体が異物ではない物質に過剰反応してしまい、正常な細胞まで傷つけてしまうのがアレルギー。
免疫が異常に反応するんですね。
そして一緒に居る私のメンタルが、息子の症状と非常に関わり合っていることに気が付きました。
私がイライラすると息子の湿疹がひどくなるのです。
自分の感情をコントロール出来ず、今思えば辛く当たったこともありました。
とにかくそっとしといて欲しい、それだけでした。

娘、給食の除去食開始
娘は乳製品と卵に強いアレルギーがあったので、一歳を過ぎる頃から除去食メニューを作り始めました。
農薬が残留していそうな野菜にも激しいアレルギーを起こすので、よく煮たり洗ったりして不要なものを落とします。
この頃から家では野菜中心の食事にシフトしました。
ジャガイモと玉ねぎと人参に大豆を入れてクタクタになるまで煮たスープが娘の大好物で、器ごと食べるんじゃないかというぐらいアレルゲン以外のものは何でも食べてましたね。
それが私は嬉しくて。。本当美味しそうに食べるんです。兄には大食いと呼ばれるように・・
小学校になると給食を除去食で作ってもらう必要があったので、毎月除去食メニューを栄養士の先生とやり取り。
鳥のピカタの衣に牛乳が2グラム入っているので除去しますに○をする。
七夕ゼリーにゼラチンが入っているけどゼラチンは大丈夫なので○をする。
メニューの代変え品を作れるときはそれで提供してもらうなど。
みんながケーキを食べているのにスポンジだけ出されるのは本当に忍びないこと。
何で食べられないの?隣で泣いたこともありました。涙
娘の気持ちを考えるといたたまれないですが、私はいつか何でも食べれる!と信じて止まなかったので
娘にも「変なものを気付かずに食べて体に溜めるより、要らないものはすぐ出して長生き出来る体なんだから。そのうち食べれるようになるから間違いない!」と言ってきました。

娘は乳製品を摂ってないけど身長も伸び、食べること大好きな小学生に。

日本は母親の育児負担が大き過ぎ
もしお子さんや身近な人がアレルギーやアトピー、もしくは他の病で辛い最中にあるなら
あなた自身がご自分を労ってあげることを忘れないでください。
私は子供のアレルギーを通して、他人は結構勝手なものだということを学べて良かったと思います。
もちろんない方が良いに決まってるけど、息子も娘も忍耐強い心に成長しました。
そうそう。
あの頃、いきな何処かのおじさんに「ちゃんと子育てしてやれよ」と言われたこともあるのですが
あれは何なんだったんだろう?笑(あの、してるんですが?)
多分まだ若かったから、色々言われやすかったんでしょうか?
ポテサラぐらい作ってやれオジさんでしょうか。
アナタハダレナノデスカ・・・
で、当たり前ですが、大人がリタイアした時、社会を支えて行かなくてはならないのは子供達ですよね。
そして子供達を育て日々送り迎えやご飯の用意をするのは母親や父親ですが、特に日本は母親への負担がかかり過ぎ。デス。
例えばフランス人女性は出産してもすぐフルタイムで復職し、ベビーはシッターさんに見てもらって旦那さんと2人ディナーもする。
途中で退職せずともキャリアが積めるような社会なんですね。
そういう仕組みから、子供は皆が育てるものという意識がある。だから出産に対する不安が少ない。
日本が少子化になるのも当然です。
今の日本じゃ安心して産めないもの。
日本の出生率は現在1.4人、フランスは1.9人(2017年調べ)。このように出生率の違いは歴然。
女性は子供を産んだら母になるけど、日本は母の部分だけを社会全体で押し付けている風潮が未だ根強く残っています。
私は何故か、子どもがかわいそうとちょくちょく言われたものですが、そいいうことを言う人に限って自分は子育てにコミットしてない人。
じゃあ代わりにやってみなさいよ、です。笑
だから日本の女性は今より賢くなる必要があるし、勇気を出す必要に迫られています。
周りが変わることを期待するんじゃなく、自分が変わるしかないのです。
お金やITや社会の仕組みを学んで、いつでも経済的自立が出来るようにしておく。
(離婚云々のことではなく、人生設計の基盤は自分で作って力を手に入れておくと言うことです)
自立出来るけどしないのと自立出来ないからしないのでは、どれだけ精神的肉体的自由度が変わると思いますか。
まず、グチが減ります。
なので綺麗になります。
40過ぎてからはそれまでの生き方が顔に映し出されるんですよぉ。
ひーーって感じじゃないですか?
グチのこぼし合いをする前に、お金と仕事、人生や社会のことをもっと学びましょう。
あなたがやりたいことをやると、あなたの自由を奪いたい人からは嫌われることと思います。
・ちなみに私は親から嫌われました。(お互いかな)
パートナーの理解を得て共に経済力を付け、家事育児も分担してどんどん新しい価値観を社会に広げていきたいものです。
自分のための学び。それが一番の資産
ここで女性に朗報なのです。
日本人女性は外国人にモテます。笑
特にフランス人男性と日本人女性のカップルはゴロゴロいますよね。
語学を身に付け外国人とコミュケーションすると一気に世界が広がるんです。
私はかれこれ2年程メールをしているフランス人がいます。男性で歳はおそらく50過ぎ。
大学で考古学を教えている教授でルネッサンスとイタリア料理が大好き。娘さんが30歳ぐらいでアメリカで人工知能の研究をしているとのこと。
別に外国人と付き合おうと言ってるのではなく、自分にはこれしか出来ない、と決めてしまっているものを取っ払うと自分の可能性が広がるんです。
今居る場所で立ちすくんでしまっているなら、少しだけ勇気を出して自分の為に一歩踏み出して欲しいです。
子供のアレルギーからフランス人メル友まで思わず話が膨らんでしまいました。笑
あの頃頼れる人があまりおらず私は大変だったので、一人で大変な思いをする人が少なくなって欲しいと切に思っています。
世の中は経験しないと解らないことが多いものですが、知ろうとする姿勢が生き方と世界の行方を分けるんじゃないかな。
そうやってこの記事にたどり着いて下さって、本当にありがとうございます。
今起きているコロナが指し示す未来も今は誰にも解りませんが、より良い未来を信じて、皆が希望を抱き続ければきっと何かが大きく変わると私は思っています。