わたしの人生わたしのもの

生き方

2022年で離婚して10年経ちました。

離婚直後はやっと離婚できたという清々しさとこれからやっていけるのか?という不安しかなく、荒れる大海原に手作りのイカダで漕ぎ出してしまい、ああもう岸には戻らない旅だなこれはという感覚。

この10年にあったことを書き出すと、色々ありすぎてその間に年老いてしまいそうな感じなのでここでは端折ります。が、で今はどんな暮らしなの?と尋ねられたなら、

「離婚してよかった〜!趙しんどかったけどw」

とゆう感じです。

だからと言って、離婚したくてもできずに悩んでいる人に容易く、「離婚したらいいんじゃない?」などと言える根拠も自信もありません。

出産の数倍、いえ数百倍、子どもを抱えて離婚するのは命がけだと思います。

何が起ころうと、後悔なんて微塵もない清々しい未来が待ってる!

そう心の底から腹を括れて、それでもってまあ死ぬこたあないだろとゆう楽観さがあれば、動いていけるのかな。

離婚して10年で学んだこと

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わたしがこの10年で学んだことは本当に沢山あります。

自立できるぐらいお金を自分で稼げるようになること。

企業に勤めるなら、腹を括ってそこで実力を出していくこと

仕事やそれに伴うスキルを高めること

貯金すること

自分の意思は目上だろうとはっきり伝えること

辛い出来事は成長に必要なことなんだと少し長い目で見ていくこと

他に夢があるなら優先順位をつけて選択していくこと

弱い自分を認めること

自分を責めないこと

子どもを信じること

自分を大事にすること

人生を楽しむこと

失敗はもちろん怖いものだけど、失敗無くして何を成し得るのだろうかと昔から思っていました。

離婚=失敗という価値観の人もいるだろうけど、人は生きていく限り常に変化する生き物。自分の気持ちにウソをついてまで愛のない暮らしをすることが正義だとわたしは思いません。

人の価値観に対してどうのこうのと言うことはナンセンスだし、当事者がよければ何でもいいじゃないかとわたしは思う。

だから世間体で別れることを躊躇するなら別れなければいいし、自立する自信がないのなら離婚しない方がいい。無論、誰が何を言わずとも、その人に合った道がその先も続いていくのだと思う。

シングルマザーと日本という国

どうしても一つ言いたいのは、日本は本当にシングルマザー に冷たい国だということ。

日本の120万世帯はシングルマザーと言われていて、そのうち8割以上は貧困にあると言われています。

さらに言うと、元配偶者から養育費を受け取っているのは全体の25%というデータも出ています。

信じられますか?

25%しか養育費を受け取っていないんですよ。

これは別れる前に申し立てをしなかったり、離婚調停などで公的な書類を作らないまま離婚しちゃったり、DVなどで緊急を要する場合だったりと色々あると思います。

しかし、何というか、子どもは一人では作れないのは知ってるはずなのに別れたらもう子どもに金を払わないとか・・あり得る??と思いません・・?

ここに国がほぼ関与しないこと、個人の責任として何とか頑張って子どもを養っていけという、手放し状態であること(そのくせ防衛費は世界第三位まで上げるらしい。その前に子どもの教育と少子化を何とかせんかい)は、この国の悲劇でもあります。

頑張りすぎないででも自分らしくあれ

でも、それでも、前向きに生きて行こうと何か出来ることを模索し、日々仕事に励む日本の女性は強いです。強くて優しいからこそ、自分を犠牲にしてしまう。

だからこそわたしはお伝えしたい。

人がこの世に生まれてきたのは、誰かに迷惑をかけないためでも自分を犠牲にするためでもなく、自分をそのまま愛し、本当の自分を生きていくこと。

誰かのために生きることは、きっと本当の自分を愛し、認め、自分の全てを許していけるようになった後。

わたしも、離婚したての頃はフルタイムで働くことが苦痛で仕方ありませんでした。

自由が失われ、家に帰れば反抗期のむすことバトル。食材をまともに買えない日もありましたし、一番したくない借金もしました。そう、今思えば全てを一人で抱えこんでいました。

そんなある時、覚悟が出来たのです。

カネ、稼いでやると。

そこから英語の勉強を始め、キャリアアップのためにエージェント巡りをし、仕事に応募して面接して落ちる・・を繰り返しある外資系企業に入ってやっと少し落ち着いた生活が出来るようになりました。

自分を鍛えていけるのは自分だけなんだなあと、動きながら実感していった感じです。

そういう意味では、確かに離婚は人生の大きな転機の一つではあるものの、ピンチをチャンスに変えていく為の、天からのテストだったのかもしれません。

今は自分の持ち家で在宅の仕事と自分の仕事を両立させるべく、模索しているところです。

正直、自分でも心身ともに10年前よりはるかに若返ったと思います。子供の頃から老けてたというのもありますがw

一つクリアするとまた一つ、という感じで新しいミッションが目の前に現れるのですが、もう、逃げも隠れもしませんよと思ったらなんだか楽になれた気がしています。

過ぎた時間は、必要な時間だったということ。起こった出来事もぜんぶ自分を知るために起こっている。それをどう感じどうしていくかは自分にしか決められないです。それは誰もが自由なのです。

人生にムダなことはありません。

光を見つめていきましょう^^