築地本願寺を後にして向かったのはドルチェラベットラ。
イタリアンの先駆者落合務シェフがオーナーのドルチェ(スイーツ)屋さん。築地本願寺から歩いて10分ぐらいのところにあります。
とってーーも美味しいので機会があればぜひ立ち寄ってみてください。
築地本願寺と併設のカフェTsumugiに行ってきたよの記事はこちら
ラベットラダオチアイのスイーツ^^
2ヶ月前のこと。娘のたっての希望でラベットラダオチアイにてランチを食べることに。
予約から何と会計まで娘が持ってくれまして。ゴチになります!
旬のスズキのカルパッチョ、サーモンのパスタ、スズキのソテーなど素材の旨味が生かされており本当に美味しかった!
その帰りに立ち寄ったのがドルチェベットラ。
この時買ったナッツのタルトが本当に美味しくて美味しくて・・・

この春ホテルに就職した娘。
コロナで客足は少ないながら、既にお客さんの前でフレンチトーストを焼いているそう。
嫌になってすぐ辞めるんじゃないかと陰でヒヤヒヤしてる母ですよ。
人前に出るの得意じゃないタイプながら、何とかやってるようです。
先日娘が帰ってきてこう言いました。
「フレンチトーストにね、色んなトッピングするんだけど」
「へえそうなの?」
「でさ、おすすめは何ですか?って聞かれるのだけど」
「何て答えてるの?」
「あ〜、たまたまあったハチミツとかおすすめしたら」
「うん」
「へー、って冷めた反応された」
「そりゃあ、あなた。たまたまあったハチミツなんて気持ちが入ってないし、大体本当におすすめしたかったの?ハチミツを」
「別に」
「あなた、そう言う時は、「そうですね〜、今のシーズンですとこのいちごソース何かお客様に好評ですよ♩」て言うのよ。皆さんに人気ですフレーズの方があなたのハチミツへ対する想いより遥かに伝わるよ」
などと仕事の些細なエピソード聞いてはおせっかいしてしまうウザイ母。^^;
娘はアレルギー持ちで基本和食で成長してきたものですから、旨味やらの味覚も鋭いんですよ。
育児とアレルギーの狭間でもがき苦しんだあの頃 育児の孤独とアトピーと
寮暮らしなので、先日など買い物ついでにカルディで韓国のりとキーマカレースーパーで買った魚肉ソーセージを渡したら、「ソーセージはニッスイのがいい」と律儀に持って帰って来ました。
魚肉ソーセージってどれも一緒じゃないのかい?( ;∀;)
東京ホテルランチとお手洗いレポート

娘が調理師学校に入ってから、ホテルランチや数量限定の高級なうなぎ屋さんなど私一人じゃ行かない所へ色々行きましたよ。
私一人なら何千円もするうな重を食べませんから。
うなぎよりワインと成城石井の惣菜を選びます。
それはそうと昨年の秋のこと。
学校から就職活動の一貫でホテルを30件廻るお題が出たと言うではありませんか。
「親御さんにはご負担をおかけしますが、希望分野の料理をレストランで食べることは料理人にとって欠くことが出来ない体験です。何卒ご協力をお願い致します」とのこと。
ホテル30件分ランチだなんて破産してまうやないかいっ。
あのクソ高い授業料にサブスクで入れといて欲しいんだけど!
まあ、専門職なわけなのでOJTで学ぶことは重要。ってことにしといてやろう。
もし緊張オーラを放ちながら若者が高級ホテルをウロついていたら、課題をこなし中なんだなと思って温かく見守ってあげてくださいませ。
課題の内容は、お手洗い、サービス、建物の雰囲気などお料理以外のものも含めレポートするのだそう。
というか20歳前後の社会人経験もない若者にホテルのサービスって、しっくり来ないに決まってるでしょ。

2人でランチorお茶したホテルは以下になります。
・ザ・ペニンシュラ東京(ラウンジでランチを予約。サービス含め格が違う。外国人とマダムが多い。こじんまりとした建物のように見えるが内装の一つ一つにオリジナルのこだわりが。私はワインで緊張を和らげる。場所は有楽町)
・帝国ホテル(ラウンジで紅茶とあずきフロートを頂く。空間が醸し出す歴史と日本らしい気遣いのこもったサービス。格式という言葉がふさわしい。客層はほぼ日本人。場所は日比谷)
・シェラトン都ホテル東京(ランチを予約。サンルームのような明るい別室に案内される。客層は比較的若目な印象だが、ご年配の方まで老若男女様々。ほぼ日本人。前出のホテルと比べるとカジュアルさも感じる。私はワインをおかわり。場所は白金台)
以下、主にお手洗い情報。
・パレスホテル(おしぼり有り。地下から直結。内装はモダンかつアバンギャルド。ラウンジが人気のよう。場所は大手町)
・アマン東京(おしぼり有り。大手町のど真ん中ながら木々に囲まれ隠れ家的。ラグジュアリーアーバンホテルを体現。モダンかつシック。場所は大手町)
・フォーシーズンズホテル丸の内(前出の後に行ったせいか不思議と落ち着く。フロントからロビーはリゾートホテルらしいリラックスした設え。フロントは全員女性。
さて、ここで一句。
お手洗い ホテルの格が 凝縮してる (字余り)
この後も娘は一人でいくつもホテルを廻ってました。
エールを(´∀`)
美味しいものを美味しく食べられることが幸せ
人は美味しいものを食べるとたちまち幸せになる。
これって単純で最強だと思いませんか?
モヤモヤしたり悩みを抱えてたって、美味しいものを食べると身も心もたちまち満たされる。
そして美味しい料理の仕上げは、人の想い。
牛乳アレルギーだった娘がケーキを食べれず寂しい想いをした時のこと。
それ以上に美味しいものが世の中には沢山あることを娘に教えました。
生クリームが食べられないというマイナス面に囚われず、
作れるものや食べれるものをどんどん増やす。
和食や和菓子、他にも多くの美味しいものが世の中には沢山あって。ケーキは大きくなったらいくらでも食べられるようになるし、ママもそうだったんだから一緒だと。
幸せのタネを撒くように、一つのことに囚われず、視線を広げれば色んなハッピーが見つかる。
そんなことを想ってキッチンに立ってました。
今娘は近所のパティスリーで買ったケーキを手土産に帰ってきます。
ほら言った通りになったじゃん。
生まれつき舌が肥えている体質なのか、ケーキにもうるさくなりまして。。
美味しい時は無言になるので今時の若者らしくはないですね。
おいしー!とか何これヤバイーとか感情表現がない。
あまりに無音なので「美味しかった?」と聞くと「めちゃめちゃ美味しかった」と冷静に返ってくる。
(反応ないなあ…)と同じものを私も食べるとめっちゃ美味しいじゃん!と娘に言うと、心の中で叫んでるのだとか。そうか、なるほど。
ま、本当に美味しい時って話したくなくなりますからね。(カニのように)
最後までお付き合いくださりありがとうございました!
