40代女子、中古マンションを買う。

いつか自分の家が欲しいなあとお思いの方。自分の家を持つって最高ですよね。

インテリアやリフォームも好きなように変えられるし、これは自分のモノと思えることが何より気持ちを充足させてくれる。

私は結婚してから現在に至るまで6回引越しをしてきました。ワンルーム一人暮らしののち結婚、一軒家からでっかい社宅に移り、社宅から夫名義の新築一軒家を購入。離婚後45歳で自分名義の中古マンションを購入しました。物件どんだけ〜って感じ^^

マンションを買ったのは今年の3月、コロナの影響が著しかった頃です。物件を見学したのが2月の中旬。そこからスルスル事が運び4月に引越し新居住まいがスタートしました。見学から引き渡しまで1ヶ月ちょっと。何だか早かったですね〜。

とはいえ家を買おう!と決めたのは4年前。念願の自分のお城を手に入れるまで色んな知識武装してきたつもりですが知らないことがとにかく多い。何せ不動産。動かせない産物。服やバッグを買うのと訳が違うので解らないことが解らない。

ということで私が中古マンションを購入するまで経験した、失敗や知らないと損すること、知っておいた方がいい予備知識なんかを交えてお伝え出来たらなと思います。知っておくべき知識は書籍や信頼できるセミナー等から仕入れてくださいね。

ベースとなる不動産購入の知識を持たないままモデルルーム見学に行くと、気持ちが昂り魔が刺すことは大いにあり得ます。我が家は社宅住まいもしていたので後に新築物件を見て回った際は全ての物件が神々しかったです。買い物は実は80%以上が気分でしてしまうことをご存知でしょうか。なのでこと不動産に至ってはググッと気持ちを引き締めてかからないとですね。

ちなみに私は40代過ぎてから行動、シングル女子(子有り)と言うことを踏まえて頂き、今後の家購入の参考になれば嬉しいです。

40代女子家を買う!と4年前に決心。

2016年のある日、私は稲妻が走るように家を買いたい衝動に襲われました。

子供と3LDKの賃貸アパートに住んで4年。離婚してから何とか家賃は納めてきたけど(いや、まって。4年で幾ら家賃払ってきてるんだろう…)と計算したらクラクラしてきたんです。その辺の古いマンション買えるじゃん…。賃貸ならではの内装を触れないもどかしさや近所の騒音にじわじわストレスを溜めていた私は、早速自分の家を買うというビッグイベントに向け動くことにしました。

セミナーに参加!今購入はムリ。チーン…

ネットで検索してみると、女性が家を購入するにあたり情報提供している団体がいくつか見つかり、信頼出来そうな都内の会社が主宰するマンション購入セミナーを受講することに。

・私が参加したセミナー 女性の為の快適住まいづくり研究会

・こちらも後々役立つかと(´∀`) 東洋経済オンライン「嘘がつけない営業マンシリーズ」

会場に着くと見事に女性オンリー。割と大きな会場を使って主催者の女性が資料を使い知識を教えてくれます。物件の見方から不動産会社の見極め方、ローンの種類、経済情勢と利率の予想まで、いざ動き始めたけど細かいことはよく解っていない自分にとって初めて触れることが多くとても為になりました。

その後相談コーナーがあったので早速相談してみることに。無料セミナーなのである程度の宣伝もあるだろうな、と思っていたものの気になる程のものでもなく、家を購入して自立した人生を送ってもらいたいという趣旨で活動しているようです。

さてこの時点で、私は自分の年収や雇用形態、お金の使い方なんて殆ど意識しないで家を買おうと決めていました。

担当の女性に「まず年収を上げましょう。そこからですね^^」とローンシュミレーションを前にして申し訳なさげに言われました。ここでようやく気付いたのです。(今の私に銀行はお金を貸してくれない)と。

年収は簡単に上がらない。そこで…

(年収を上げるかぁ…(´-`).。o 子供も居るし生活がやっと… 自分がキャリアアップするしかない)

それまで派遣も込みで仕事をしていましたが、エージェントに相談に行き転職活動した結果外資系企業に正社員で転職が決まりました。(さあここからスキルアップして年収アップするぞ〜)面接の時に希望年収を聞かれてしっかり伝えられたのも良かったかなと思います。

つくづく思うのは年収を上げるなら転職が手っ取り早いなぁ、と。あ、退職金がある企業はどれがいいかは解りませんが。

転職した後しばらくはてんやわんやな日々を過ごしていました。この時点で子供も私が家に居ようが居まいがどちらでも良くなっていたので楽でしたね。娘がご飯作ってくれていたので助かりました。感謝。

そうこうするうちに仕事のスキルも上がりもっとキャリアを高めたいと思うように。そしてまたまたお世話になったエージェントに相談。(ちょっと早いんじゃない?)というニュアンスを受けつつも、紹介して頂いた外資系ブランドとご縁を頂いて、年収アップで転職決定。

もう買える?いや早まってはならん…

年収もアップしたし正社員で雇用されてるし会社も割と大きい。これならいけるかも?と数年越しに以前お世話になった東京のセミナーを主宰するオフィスへ。あの時と同じ担当の女性が対応してくれました。

今思うと、この時の私はどうかしていたとしか思えないのですが「どの辺りがご希望エリアですか?」と尋ねられ意気揚々と「清澄白川か二子玉川辺りです」と伝えてました。「あぁ…あの。ご存知ないかもしれないんですがあの辺りは大変人気のエリアなんです。千葉にも良い場所ありますからちょっと待っててください」と市川葛西方面を勧められました。(笑)清澄白川と二子玉が人気なのは知ってますとも!ええ。

私、清澄白川や二子玉川の3LDKに住めるほどの身の丈ではありません。スミマセンでした。ここから方向転換し千葉県内も含めて探すことに。そっかあ、なんて思っていたら板橋区のある場所にやや古いけど良さそうな物件をネットで見つけ問合せボタンをポチリ。fromスーモ経由。

このスーモとかホームズを使う時は下に記載している不動産屋さんをよ〜く見ましょう。同じ物件をいくつもの会社が紹介しています。実際に不動産会社廻りをしても良いかもしれません。運も絡むかもしれませんが、調べれば評判はある程度解りますよ。

間も無く電話がかかってきて都内のある不動産会社の営業Tさんに物件を見せてもらうこととなりました。

不動産会社になんか不信感…

この都内にある不動産会社の営業Tさん。最初の電話越しで早々と年収や雇用形態などの聞き取りをしてきました。(この人はローン組めそうだ)と判断したかったのでしょう。まあそうでなきゃお互い無駄足。早速都内の物件を3つ程見せてもらうことに。後見人として子供も連れていくことに。

前夫と新築一軒家を購入する流れを体験しているので、最初の物件と次の物件はまあオマケ程度に見ておくものだと心得ている。(後にお世話になった不動産屋さん曰く当て物件と言うらしい)で、希望の物件に到着し子供ともまあまあ良いんじゃない?何て言っていたら営業のTさんが「じゃあ一旦申込しておきましょう。これに署名と今健康保険証ってお持ちですか?」と言ってきた。

ん?何か黄色信号灯った。「申込ってどういうことです?」Tさん曰く「とりあえず申込してこの物件を押さえてますよっていう書類ですよ。後からキャンセルしたらまた別の物件申し込む感じです」んん?何かしっくり来るような来ないような。後々Tさんに確認すると、やはりローンの仮審査だったらしい。じゃあちゃんとそう言ってよ、とここでちょっと不信感。

ローンの仮審査に通り本審査に移ったのですが、こちらは市役所で書類を揃えてすぐ持って行ったのになぜか不動産屋の方で準備する書類が遅れスムーズに行かない。都内に何度も足を運ぶのも大変。営業のTさんは「本審査が通るかは70:30ですかね〜」と。

住宅ローンには民間の銀行が融資する住宅ローンと国が主体となって融資しているフラット35が良く知られていますが、Tさんは銀行の選択肢を一切提示しないでフラット35一択のみと言ってきたんですね。ここでも脳内黄色信号。

何故他の銀行はダメなのか?と問うと、私がシングルであることや雇用期間が浅いことなど挙げた訳です。ここで声を大にしてお伝えしたいのですが引っかかる部分がない限り銀行は自分で選べますし、何なら購入する物件を扱う不動産会社と密接に付き合いのある銀行を選ぶことが大切かと。

この不動産会社は仲介する物件と銀行との関わりが薄かったんでしょう。地銀の場合は地域に密着した融資に力を入れているので地元である程融通が効きやすいようです。ネット銀行のローンは金利がめちゃ低いので魅力ですが審査が厳し目。私はじぶん銀行の仮審査を申込みましたがダメでした。でも自分でローン手続きを行うのが苦にならないのならネット銀行は利率でダントツかな。

ともあれ物件を見学する前に契約の流れを頭に入れて、ポイントを押さえ営業トークに流されないよう知識武装して行きましょう。

ついにマンション購入!自由な暮らしは最高です。

結局その都内の不動産屋で進んでいた話は本審査が通らなかったと言う結果に。手付金で支払ったお金を返してもらうまで落ち着きませんでしたが、まあ勉強代として収入印紙¥10000と都内との往復時間と費用、書類集めなど…、まあこれも勉強ですね;;あの一連がなければ今のマンションには住んでなかったかもしれないので…。

それから半年、仮審査及び本審査の履歴が信用調査会社のリストから消える頃(審査履歴は調査会社に半年間残ります。何度も審査する人は少ないでしょうが綺麗にしておきたいですね)思い出したように物件探しを始めました。

子供とも相談して今住んでる地域で探すことにしました。地の利も知ってるし治安も良いし自然も豊富。ああ、この街に住んで18年…、実家に居た頃より長くなってしまった…(遠い目)

探し始めてから目星を付けた物件を見にいくことに。2件あったのですが2人の営業の方に前回のその話を振ってみたり、セミナーに参加していたという情報を伝えるうち、営業Bさんが信頼出来そうと踏みました。都内で半年前に契約までしたことや女性が不動産を購入するのは不安が付き物だけど今までどれぐらい担当してきたんですか?などなど、私が4年かけて準備をしてきた話をすると「質問なのですが何故フラット35にこだわるのでしょう?」と。

「私の今のステータスだと選択肢はフラット35のみなでは?」と言うと「いやいや銀行でいけますよ。何でその時銀行ダメだったんだろう?その人がヘタクソだったんでしょうね!ハハハ!」と何とも頼もしいことを仰る。

という訳でここからこの某大手不動産会社のBさん(後に知るのですが社のエースらしい)に希望物件の案内から契約までお世話になることに。

実はすでにこの物件を購入すると私は決めていて(他の物件も見た後)Bさんに案内をして頂いたのです。信頼出来そうかメールで色んな質問を投げても迅速かつ真摯な対応、実際にお会いしていても態度がブレず、私はサービス業なので人の接客が無意識に気になったりする方なのですがこの人から買えば悪いようにしないだろう、この人から買おうと思わせてくれた営業さんでした。

・念願のおうち( ´∀`) 引越し4ヶ月後はこんな感じ → モーニングルーティンと早朝自宅ツアー

中古マンションはいつ何処から買うかが大事!

参考にした口コミサイトをここで2つご紹介。

・住人の声が書かれているサイト。大枠でイメージ出来ます。 マンションノート

・物件から住宅ローンまで口コミを共有してるサイト。マンションコミュニティ

私がマンション購入の契約をして鍵を受け取るまで一ヶ月と少しでした。大手地銀にローン審査を出してからスムーズに進み、不動産会社で本契約、銀行で金消契約、司法書士立ち合いのもと決済までトントンと進みました。

まず私が良かったことは、3月の決算時期に購入出来たこと。ここで会社も売却出来れば利益が増えるのですね。なので値引き交渉を前向きにして頂けたし、かつ売主物件だったので仲介手数料が発生しなかったのも大きい。

中古マンションの場合、仲介手数料はバカになりません。物件価格×3%+6万円です。仮に2000万円の物件とした場合、2000×3%(60万円)+6万円=66万円。66万円あったら色んなこと出来ますね!仲介料がないことが私には大きかった。ただそれだけで決めた訳ではなく、もし貸し出すとしたら人が入るかどうか、管理がしっかりなされているか、住人の雰囲気はどうか、駅やスーパーまでの距離など全て考慮して価値が減りにくいと踏みました。

3LDKリフォーム済で駅から平坦、10分以内、日当たりの良い住宅地で自然が豊富で静かな環境、そしてそれまで住んでいたアパートから直線で500Mぐらい。引越し作業が目と鼻の先。

娘がこの春から就職しまして、都内に引っ越していたら中々帰って来れなかっただろうと思うと良かったし知った土地はやはり安心。テレワークが当たり前になった今は都内に住むことのメリットを感じなくなりました。息子は都内でひとり暮らしを始めましたが、2人が何かあって帰ってきたとしても部屋もあるのでこれも安心かな。

何より広い家でのびのび過ごせるのが本当に幸せです〜^^ 自分の家を持つって最初は実感が湧きませんでしたが、少しずつ家の主という気持ちが湧いてきたような…。まだガランとしてるのでこれから壁の色を変えたり花を植えたりと楽しみがいっぱいです^^

家を買うことは人生のビッグイベント。でも私は家を買うことが全てとも思っていませんし、購入か賃貸かは人によって大事な価値観は違うのでこれが正解というものはないんじゃないでしょうか。共通して大切なのは、自由にやりたいことが出来てのびのびと過ごせる自分にとっての心地良い環境を手に入れることですよね。

女性が一人で家を購入すると言うと、すごいね〜!とか大丈夫なの?とか言われたりしますが、女性も男性も家を買うのに違いはありません。しっかりと調べることは調べて利用出来る情報は利用して、夢物語だと諦めずコツコツ行動すれば必ず手に入ります!

Your dream will be real!!